「修復歴あり」と書かれた中古車の本当の意味とは?

中古車店に並べられている車の中に「修復歴あり」と書かれた車を見かけることがあります。

「修復歴あり」という言葉だけをみると、軽くドアが凹んで修理をした程度なのかなと思ってしまうかも知れません。

しかし、その「修復歴あり」と書かれた車の値段を冷静に確認してみてください。

相場にくらべて、驚く程安い値段で販売されているに違いありません。

確かに、軽くドアが凹んだ程度のものを修理した車ということであれば、相場にくらべてかなり値段が安いのならばお買い得車ということになります。

ところが、この「修復歴あり」の車は、お買い得な車どころか、絶対に買ってはいけない車なのです。

実は「修復歴あり」の表記がある車というのは、「事故車」のことなのです。

「事故車」というのは、車のフレームの部分に重大な損傷を受けるなどして、走行性能に影響が出る可能性がある車のことをいうのです。

そのため、外見的にはきれいに修復してあったとしても、実際に乗ってみると車がまっすぐ走らないなどの不具合が出る可能性があるわけです。

そういった車を購入することは非常にリスクが高いため、なかなか買い手が付かないことになります。

その結果として「修復歴あり」という表示をして、格安で販売しているわけです。

逆に、ドアが凹んで修理した程度の車であれば、事故車扱いになることはないといえます。

当然ながら「修復歴あり」という表記になることもありません。

ですから、もしあなたの車が過去にドアを凹ます程度の軽い事故を起こしたことがあったとしても、その車を売るときに事故車扱いを受けることはありません。

つまり事故車というのは「過去に事故を起こした車」という意味ではなく「事故によって車の重要な部分に重大な損傷を受けた車」ということになるのです。

逆に、過去にそのような大きな事故を起こしたことのある車を売却するときには、正直に申告しなくてはなりません。

そういった事実を隠していたとしても、プロの査定士が見れば事故車かどうかは分かってしまいますし、そのことが契約後にバレた場合には、買取業者とトラブルになる可能性があるので注意をしましょう。

車を売るときには担当者のたくみな話術に注意

車の買取りに限らず、営業マンというのは話のプロです。

何も考えずに彼らの話をそのまま鵜呑みにすると、まんまと術中にはまってしまいます。

少しでも車を高く売るためには、彼らのセールストークとその背景にある本音について知っておく必要があります。

たとえば、あなたが買取り店に持ち込んだ車の査定額が100万円だったとします。

自分ではもう少し高いイメージをしていた場合には、当然のことながら「もう少し高くなりませんか?」と交渉をするはずです。

そういったときに、彼らは決まってこう言ってくるはずです。

「申し訳ないですが、これがギリギリなんですよ。僕もできればもう少し高く買取りをしてあげたいのですが、会社のルールがあってこれが限界なんです。」

こんな風に言われてしまうと、素直な人はすっかり納得してそのまま100万円で売却をしてしまうかも知れません。

しかし、それでは彼らの思うつぼです。

納得がいかないのであれば、絶対に契約をしてはいけません

あなたが100万円では売る気がないということが分かると、営業マンは今度は次のようなセリフを言ってくるでしょう。

「分かりました。それでは上司と相談してみますので、少しお待ちください

奥の部屋にいって上司と相談してきた営業マンは、返ってくるなり次のように言うはずです。

「上司に怒られてしまいましたが、なんとかお客様のために5万円プラスで許可をもらいました!さすがにこれ以上は僕のクビが飛んでしまいますので、なんとかこれで契約していただけませんでしょうか?」

上司に怒られた惨めな自分を演出して、お客さんの同情を買う作戦に出てくるわけです。

言うまでもありませんが、彼が上司に怒られたというのはウソですし、ましてやクビがとぶなどということは絶対にありません。

「そこまで、頑張ってくれたのなら...」とお客が同情をして契約をしてくれれば、彼らの作戦大成功ということになるわけです。

しかし、ここでも賢明なるあなたは首を縦に振ってはいけません。

こういう時にあなたが彼らに言うべきセリフは次の通りです。

「それでは、他の店でも査定をしてもらって、それからどうするかを考えさせていただきたいと思います」

営業マンのセールストークに乗せられて、自分の大切な車を買い叩かれないためにも、複数の買取り店から査定をしてもらって比較をするというのはとても大切なことなのです。

ワンオーナーカーが高く売れるのはなぜでしょうか?

中古車市場において、ワンオーナーカーは高く売れるとよく言われます。

そもそもワンオーナーカーというのは、どういった中古車をいうのでしょうか?

ワンオーナーカーは、新車登録をしてから、その車が下取りや買取の形で中古車市場に流れてくるまでに、1人のオーナーにしか利用されていない車のことを言います。

もしあなたが中古で買った車を数年後に売却する場合には、少なくとも前のオーナーとあなたの二人が利用しているわけですから、ワンオーナーカーではないとうことになります。

それでは、なぜワンオーナーカーは中古車市場において価値が高いといわれているのでしょうか?

それは履歴がはっきりとしているということが一番の理由です。

新車で購入した1人のオーナーが、初めて下取りや買取店に出すまでのあいだずっと乗り続けてきたわけですから、これほどはっきりとした履歴はありません。

何人ものオーナーに乗り継がれた中古車というのは、過去にどのような使い方をされてきたのかが分かりにくいですし、場合によってはメーター巻き戻しなどをして走行距離の不正が行われている可能性もあります。

悪質な業者になると、20万kmも走ったような車を5万km程度まで巻き戻してしまうこともあるようで、実際に業者が詐欺で摘発されたことも過去には何度かあります。

ところが、ワンオーナーカーであれば、過去に一度も中古車市場に流れていないクルマとなりますので、そういった不正が行われている可能性は極めて低いと判断できます。

特に、ディーラーなどで定期的に点検を受けており、整備手帳にしっかりと記録の残っているワンオーナーカーであれば、高い評価を受けるに違いありません。

ワンオーナーカーは、新車への買い替えを予定している人が下取り車としてディーラーに持ち込むことが多くなります。

ディーラーで売られている中古車は品質が高くて値段も高めだといわれるのは、そういったワンオーナーカーが中古車として売られていることが多いからです。

 

車を売却するなら査定を受けた直後が一番高く売れます

車は査定をしてもらったその日に売った場合と、少し検討して1週間後や1ヶ月後に売った場合で比較した場合、その日に売ってしまったほうが高く売れる可能性が高くなります。

なぜなら、車の査定額というものは、査定する日におけるその車の需要をもとに算出されることになるからです。

つまり、今ならその金額で買取をしても利益が出るということを業者が容易に予測できるわけです。

それに対して1ヶ月後とかになると、需要がどのように変化しているかが読みにくくなるのです。

そのため、買取り業者としてもリスクを避けるために、安めの買取価格を提示せざるを得ないのです。

また、車の価値というのは時間とともに下がっていきます。

たとえ1ヶ月であっても、先延ばしをすることでその期間分だけ価値が下がってしまうことになるわけです。

また、その1ヶ月のあいだその車を乗っていれば、当然ながら走行距離ものびていきます。

走行距離は少しでも少ないほうが高査定となりますから、走行距離がのびることでどんどん評価も下がっていくわけです。

さらに、運悪くその1ヶ月の間に事故などを起こしてしまえば、事故車扱いとなって査定額は大幅に減額されることになります。

事故とまではいかなくても、走っていれば気がつかない間に小さな傷などがついてしまうこともあるでしょう。

ボディの傷がふえれば、当然ながら査定においてはマイナスポイントが加算されることになります。

このように、車を売却する際には、査定を受けたその日に売却をしてしまうのが一番高く売れる可能性が高くなるということが言えるわけです。

よく中古車買取店の店員が、いま売却すべきかどうか迷っているお客に対して

「いまこの場で売却を決めてくれたらこの値段で買取ります」

などということがあります。

これは単なる営業トークではなく、実際に高く買取してもらえる可能性があるということなのです。

だからといって、最初の1店舗めで即決してしまうのはよくありませんが、何店舗かの店に査定をしてもらったあと、そのなかの本命の店からそのような提案を受けたら、迷わず売却をしてしまうのが一番お得といえるでしょう。

いつまでも決断できずに先延ばしてしていると、結局損をしてしまうことになるのです。

車の査定額が大幅にマイナスになる2つの重要な要因

車の査定というのは、車種や年式、走行距離などによってある程度の相場が決まっています。

その相場に対して、プラスになるポイントとマイナスになるポイントを加味して、実際に査定額が決定されるわけです。

ここでは、実際の査定で大幅にマイナスになるポイントについて解説させていただきたいと思います。

一番のマイナスポイントなるのは、なんといっても修復歴のある車です。

中古車販売店などでも「修復歴あり」と書かれた車は、相場にくらべてかなり安くなっています。

修復歴というのは、過去に事故などを起こして車を修復したことがあるということです。

俗に事故車などともいいます。

事故車といっても、軽くドアが凹んで修理した程度のものは含まれません。

車のフレーム構造に影響が出るほどのダメージを受け、仮に修理をしたとしても走行性能的な不具合が出る可能性のある状態のクルマのことを事故車というわけです。

外観的にはきれいに修復してあったとしても、事故車であると判断されれば残念ながら査定額は大幅に下がってしまうことになります。

もう一点大幅に査定がマイナスとなってしまうものに、メーターの改ざんがあります。

車の査定において走行距離は重要な要因となりますが、メーターを改ざんすることによって、この走行距離を少なくごまかしてしまうわけです。

悪質な業者になると、20万kmも走っている車のメーターを、5万km程度まで巻き戻してしまうことがあるようです。

あなたが、不正にメーターを改ざんされた車であること知らずに購入してしまい、その車を売却しようとしたときにメーター改ざんが発覚すると「走行距離不明車」として大幅に査定額がマイナスとなってしまうのです。

そういったトラブルに巻き込まれないためにも、中古車を購入する際には、しっかりとしたお店を選ばないといけません。

個人でやっているような小さな中古車販売店などで、走行距離が少ない割に相場よりもかなり安い車が売られていたりすると要注意です。

このように、過去に修復歴のある事故車や、メーターを改ざんした形跡のある車の査定額は、驚く程低くなってしまうということを覚えておきましょう。

車の買取り店には車種ごとに得手不得手があるのをご存知ですか?

いま自分が乗っている車を売却する際には、そのままディーラーに下取りに出すか、買取り専門店を2~3件回って、査定額を比較したうえで売却をするというのが一般的ではないでしょうか。

ディーラーにそのまま下取りに出してしまうというのは一番損なやり方ですが、複数の買取り店に持ち込んで比較する場合でも、2~3社ではまだまだ十分ではありません。

休日をつぶしてまる1日かけて3件の買取り店を回ったにもかかわらず、1万円~2万円程度の違いにしかならないなどとうことも少なくありません。

複数のお店の査定額を比較することはとても大切なのですが、比較をする対象の店が少ないと思ったほどの査定アップにならないことも多いのです。

なるべくたくさんの買取り店を比較することで、査定額が高くなる理由として、母数が大きくなる分、高額査定を出してくれる店があらわれる確率が高いという点が一つです。

もう一つは、お店によって、自分のところで買取りをする車種に得意なものと苦手なものがあることが多いからです。

たまたまあなたが売ろうと思っている車を得意としている店に査定をしてもらえば、思った以上の高額査定になることもあるのです。

基本的に大手の買取り業者であれば、どんな車種でも無難な金額をつけてきますが、規模が小さな買取り店の場合は、車種ごとの専門店的な特徴の店が少なくないのです。

スポーツカー専門店や外車専門店、 またはミニバンやSUV専門店など、自分の店の特車種であれば独自の流通ルートを持っているがゆえに、一般の買取り店にくらべて高額で買取りが出来る可能性が高くなるのです。

それでは、そういった車種ごとの専門店を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?

一番楽で簡単なのは、一括査定サイトを利用することです。

一括査定サイトでは、提携している数十社の買取り店のなかから、あなたの車を高く買取りしてくれる可能性のある10社近くの会社が査定額を提示してくれるのです。

少しでも車を高く売りたいと考えているのであれば、一括査定サイトを使わない理由はまったくないといえます。

車を売るときにまずやるべきことは相場を把握すること

いま乗っている車を売ろうと思ったとき、新車を購入予定の人はディーラーに下取りに出すことが多いでしょう。

これまでは、そういった流れがごく当たり前でした。

しかし、最近では車の売却先は、非常に選択肢が増えてきています。

中古車の買取りを専門に行う大手の業者が、全国的にチェーン展開をしているからです。

どこの街にいっても、アップルやガリバーといった買取り店を見かけることが多くなってきました。

それだけ多くの買取り店が出店を進めているということは、ディーラーよりも少しでも高く車を売りたいと思う人が増えてきているわけです。

ニーズがあるからこそ供給があるわけです。

中古車買取り専門店の特徴は、なんといっても高額査定です。

たくさんのクルマを買取りして中古車市場に流すことによって、薄利多売で利益を上げているわけです。

業者が薄利ということは、車を売却する私たち消費者にとっては、その分が高額査定という形で還元されることになります。

ただ、こういった中古車の買取り専門店を利用するにしても、ただ何も考えずに持ち込んだだけでは高額査定をしてもらうことはできません。

相手はプロですから、こちらが相場を分かっていないと見るや、足元をみてきます。

「この金額が限界なんですよ~」などと真顔で言われれば、相場を知らない人はその金額で契約してしまうに違いありません。

本来もっと高く売れるクルマを業者の言い値で売ってしまうことのないようにするためには、事前に相場を知ることが大切です。

相場を知るためには、1社でも多くの買取り業者に査定をしてもらうのが確実です。

5社とか6社に査定をしてもらえば、自分のクルマの中古車市場における相場というものが分かるようになります。

しかし、それを実際に店舗に車を持ち込んでやろうとすると大変な手間がかかるに違いありません。

そんなときに便利なのが、インターネットの一括査定サービスということになります。

自宅に居ながらにして、パソコンやスマホを使って自分がいま乗っている車の必要情報を入力するだけで、複数の買取り業者から買取り金額を提示してもらうことが出来るのです。

こうして複数の業者から出してもらった査定額をもとに相場を知ることができれば、あとは2社から3社にしぼってじっくりと交渉をすればいいことになります。

こちらも複数の業者から査定をしてもらったことで、ある程度の相場を把握していますから、業者の言いなりになって相場よりも安く売ってしまうという心配はありません。

自分の車を売ろうと思い立ったら、まずはネットの一括査定サイトを活用して自分のクルマの相場を知ることから始めてみるといいでしょう。

同じ車なのになぜ買取業者によって買取価格が違うのか?

同じ中古車であっても、それを査定する業者によって買取価格が大きく異なってしまうケースが少なくありません。

実は、車の買取価格は車種や型式、走行距離だけで決まるわけではないのです。

意外にそのことを知らずに「どこの買取業者でも査定額にそれほど差はないだろう」との自分勝手な解釈で、1社にしか見積もりを依頼しない方も少なくないようです。

しかし、買取業者によってはある車種には強いがある車種には弱いといったように得手不得手があることが多いですし、販売ルートや在庫状況などの違いにより求めている車種が異なるのです。

オークションを経由せずに販売ルートが簡素化されている買取業者であれば、中間マージンが大幅にカットできます。

カット出来たマージン分は、中古車を購入される方だけではなく、売却する人にも還元されることになります。

よりシンプルな流通経路を持つ買取業者の方が、高価買取をしてくれる可能性が高くなるのは当然といえるでしょう。

もちろん、買い取った車をオークションを経由で流通させる業者の買取価格が、必ずしも安くなるとは限りません。

オークションを経由することで、1台あたりの利益は薄利であったとしても、たくさん車をオークションに流して回転をよくすることで、利益を出すこともできます。

そういった流通のさせ方をする業者の場合には、大量の在庫が必要になるために、在庫確保する必要から想像以上の高値をつけてくれることもあるのです。

また、買取業者が求めている車というのは、それぞれの会社で異なることも多いのです。

たとえば、A社はミニバン、B社は軽自動車など、自分の会社に強みを持つ車種に対しては、他社に負けないだけの高い金額で買取価格を提示することが多くなります。

このように、買取業者にはそれぞれの会社ごとに異なった事情があるために、まったく同じ中古車であったとしても、提示される査定額が大きく変わってしまうということが起こるのです。

そういったことが理解できれば、車を売るときに1社だけにしか査定をしてもらわないというのは、非常にもったいないということに気が付くと思います。

必ず複数の業者に査定をしてもらって、それを比較することによって高値で売却をすることができるのです。