中古車市場において、ワンオーナーカーは高く売れるとよく言われます。

そもそもワンオーナーカーというのは、どういった中古車をいうのでしょうか?

ワンオーナーカーは、新車登録をしてから、その車が下取りや買取の形で中古車市場に流れてくるまでに、1人のオーナーにしか利用されていない車のことを言います。

もしあなたが中古で買った車を数年後に売却する場合には、少なくとも前のオーナーとあなたの二人が利用しているわけですから、ワンオーナーカーではないとうことになります。

それでは、なぜワンオーナーカーは中古車市場において価値が高いといわれているのでしょうか?

それは履歴がはっきりとしているということが一番の理由です。

新車で購入した1人のオーナーが、初めて下取りや買取店に出すまでのあいだずっと乗り続けてきたわけですから、これほどはっきりとした履歴はありません。

何人ものオーナーに乗り継がれた中古車というのは、過去にどのような使い方をされてきたのかが分かりにくいですし、場合によってはメーター巻き戻しなどをして走行距離の不正が行われている可能性もあります。

悪質な業者になると、20万kmも走ったような車を5万km程度まで巻き戻してしまうこともあるようで、実際に業者が詐欺で摘発されたことも過去には何度かあります。

ところが、ワンオーナーカーであれば、過去に一度も中古車市場に流れていないクルマとなりますので、そういった不正が行われている可能性は極めて低いと判断できます。

特に、ディーラーなどで定期的に点検を受けており、整備手帳にしっかりと記録の残っているワンオーナーカーであれば、高い評価を受けるに違いありません。

ワンオーナーカーは、新車への買い替えを予定している人が下取り車としてディーラーに持ち込むことが多くなります。

ディーラーで売られている中古車は品質が高くて値段も高めだといわれるのは、そういったワンオーナーカーが中古車として売られていることが多いからです。